趣味教室の先生になる手順や注意事項、仕事内容のまとめ

趣味教室(カルチャースクール)の先生になりたい人必見!手順や注意事項、仕事内容をまとめました。

自分が持ってるスキルや趣味。もしこれを誰かに教えたり、伝える事でお金になったり感謝されたり、仲間が出来たら良いかも・・・・。何かの習い事をしている方は、カルチャースクールや趣味教室の講師になる。という事を一度は思い描いた事があるはずです。

お金にならなくても、同じ趣味や考えの人達が自分の周りに集まってくれるだけでもワクワクしますよね。でも趣味教室の講師や先生になる・・・そんなのはハードルが高い事だと思っていませんか?

実は、そんな事はありません。趣味教室やカルチャースクールを始めてみたい方や興味がある人が、知りたいと思う手順や、最初にかかる費用、月にかかる費用、その他の注意事項、参考になる本といった、趣味教室やカルチャースクールの開業に関するマニュアルをまとめて1つにしました。最後まで読んで頂ければ、趣味教室やカルチャースクールの開業に必要な知識ややるべき事をかなり具体的に把握する事ができます。

趣味教室(カルチャースクール)とは?

趣味教室(カルチャースクール)とは、個人で開業するスクールや趣味教室の事を指します。主なスクールには以下の種類があります。

語学系教室

『留学経験などがあり英語が話せる。』これだけで英語などの語学スキルを活かして、語学教室を開業する事が可能です。語学教室の大手フランチャイズと提携し、独立開業するのも一つの方法だと思います。フランチャイズは知名度が高いので、これまで培ったノウハウを学ぶことができます。

一方で個人で語学教室を行う場合は、生徒の家に行く訪問型の語学教室を開けば、自宅や会社近くの喫茶店でレッスンを行ったりすることも可能です。またZOOMなどを使ったオンラインレッスンが現状主流になっています。この場合教室を用意する必要がないため、開業資金をかなり低く抑えることができるメリットがあります。

スポーツ・ダンス・ヨガ系教室

元アスリートやヨガ教室の長年経験者、指導経験者が教室運用に向いています。教室を開くには場所を用意する必要がありますが、屋外でのイベントであれば教室を用意する必要はありません。

中でもダンスは、学校の体育で必修科目となるほどの人気なので、現在着々とニーズも高まっています。ヨガは、ヨガマットを広げるスペースがあれば開講可能です。

現在ZOOMなどを使ったオンライン教室などのスポーツ、ダンス、ヨガなどのスクールは、テナントやスタジオを借りる必要もなく、自宅でもネット配信が可能になってます。

料理教室・ハンドメイド系教室

料理が専門や趣味の方は、趣味と実益を兼ねた料理教室を開くことが可能です。場所の提供も自宅のキッチンスペースがあり、ある程度の人数であれば問題なく行えます。
少人数の料理教室であれば、資格や許可を取る必要がないのも手軽さという観点で魅力的です。
※ただし、飲食店のように料理を提供したり、販売したりする場合は、保健所や消防署への届け出が必要になりますのでご注意ください。

ハンドメイド教室は、ここ最近非常に伸びている教室ジャンルの1つです。最初はハンドメイドを習った人が技術力をあげて様々な資格を取得し、講師・先生として趣味教室を開かれる方が多い様です。

趣味教室(カルチャースクール)を開きたい時に決定すべき事 ‐基礎編‐

自分で趣味教室・カルチャースクールを開きたいと思ったら、まずはどんな順番で何を決めるべきでしょうか?決定事項と手順を以下にまとめました。まずは(1)趣味教室の概要 (2)趣味教室の事業戦略 主にこの2つです。

(1)教室の概要を決定する。

まずは、自分のやりたい趣味教室・カルチャースクールの概要(ビジョン)を明確化しましょう。具体的には、以下の3つの事を決定しましょう。手元に紙と鉛筆で良いので用意をして書き出します。

01 何の教室をやるのかを決める。

当たり前ですが、何を教える趣味教室・カルチャースクールをやりたいのか?決定する必要があります。もちろん教えられない事は教えられないのです。教える事が楽しくて、同じ趣味の仲間が集まりるという観点でも考えましょう。また教えるジャンルの中でも、流行っている講座・レッスンなどを選ぶと集客に困らなくて良いと思います。

※講座・レッスンとは、ハンドクラフトの創作系の教室を開くのであれば、ハンドクラフトの中でも『ビーズを使ってリボンを作る。』といった教室の具体的なレッスン内容を指します。とりあえず2~3つの講座・レッスン内容を思い浮かべて書き留めるてみます。初心者向け、中級者向け、上級者向けなど難易度によって分けるのも良いと思います。

02 教える生徒のイメージを決める。

自分が教えたい人はどんな人でしょうか?どんな人を教えたいのか?あなたが思い描く趣味教室には、どんな人達が居ますか?具体的な年齢層、性別、場所、開催日時(曜日)など思い浮かべてます。具体的な集めるべき人物像が浮かんでくると思います。これをペルソナ設定と言います。

ペルソナ設定をする事で、その人が生徒になって来てくれるにはどういう教室にすると良いのか?どんな講座・レッスンがあるとファンになってくれるのか?どういう感じの値段であれば、満足してリピートしてくれるのか?ペルソナ設定をする事で、イメージを湧かす事ができます。

広告などで生徒を募集する時にも役に立ちますので、このタイミングで簡単で良いのでペルソナ設定を考えておきましょう。

03 生徒のゴール設定。

実は大切なのがこれです。自分の教室で生徒はどんな講座・レッスンを受けて、どうなって欲しいのか?を予め考えた講座・レッスンの組み立てと、そうでない組み立ての場合、趣味教室の運営がうまく行くかどうか?かなり変わってきます。という事はもちろん、このゴール設定はレッスン内容にも影響します。また、他の教室との差別化にもなり得ます。しっかりと考えましょう。

ディプロマといった修了証明書の発行の有無など非常に重要な要素になります。生徒が色んなディプロマを取得する事で生徒の人生にプラスになるだけではく、生徒が成長を実感できるツールでもあり、趣味教室側は生徒のモチベーションをコントロールできるツールとも言えます。ぜひ活用しましょう。

もちろん生徒のゴールは講師・先生になる事だけではありません。メディアに出演したり、SNS等での活躍といったゴールを設定しても良いと思います。重要なのは、あなたの教室に学びに来た生徒は、どう成長していくのか?それを設定して示すことが大事です。

(2)趣味教室の事業戦略を考える。

趣味教室・カルチャースクールで教える内容や、ターゲットの生徒がある程度決まったら、事業計画を考える事になります。『事業計画』って考えると難しくて後回しにしがちですが、実はそんなに難しく考える必要はありません。要は、教室運営がずっと続く為に、月の売り上げと、月にかかる費用はどれ位なのか?を大体決めていくという事です。

01 教室開業までにかかる費用?を明確化する。

いわゆる初期費用(イニシャルコスト)と言います。教える教室のスペースを借りる場合は、初期費用も含めて賃貸費用がかかります。

自宅で教室を行う場合は、家賃はかかりませんが人を招き入れる為に部屋などをきれいにする場合は、大まかな費用を算出します。講座・レッスン内容が決定すると、細かい材料費なども分かりますので、1ヵ月分の材料費なども算出します。

02 毎月かかる費用はどれくらいか?明確化する。

生徒を募集するのに必要な広告費が、一番コストとしてかかると言われています。どんな所に広告を幾ら出して、何人位の生徒を呼びたいのか?考えます。

教室の広さや席の数などから、1回の講座・レッスンで可能な生徒数を明確化します。それ以外も毎月の家賃や、継続的にかかる費用も、想像で良いのでできるだけ明確化します。

趣味教室・カルチャースクール運営に必要な費用例:ちらし、月謝袋、HPの運営費、電話代、電気代、水道代、ガス代、材料費など

03 1回のレッスンでどれくらいの収入が必要なのか?を明確化する。

毎月かかる費用が大体分かったら、極端な話ですが、それ以上の収入(利益)がないと教室運営を続ければ続けるほどマイナスだという事で運用が難しくなります。

教室での収入(利益) < 毎月かかる費用  → 赤字運営

こうならない様に講座・レッスン代を調整したり、材料費を安く調整したり、無理なく黒字になる様に十分考えます。

最初は考えるのが難しいと思いますので、他の教室の講座・レッスン内容と価格を調査して真似ることも大事です。それでも費用が多くかかり過ぎている場合は、借りている教室が高すぎるのかもしれません。開業前に十分なシミュレーションをしましょう。

趣味教室(カルチャースクール)を開きたい時に決定すべき事 -実務編-

どんな趣味教室・カルチャースクールを開業して・・どんな生徒を呼んで・・どんな事を教えたいのか?うん!何とか黒字で行けそうだな!こんな感じで具体的なイメージが掴めたら、いよいよ実務編になります。

趣味教室の始め方 ‐実務編-

趣味教室・カルチャースクールを始めるにあたって具体的には(1)教室名の決定(2)開業届を出す(3)HPを作成する(4)採用計画・人材採用・運用シミュレーション。ざっとですが、これらの実務があります。それぞれ説明をしていきます。

01 教室名を決める

もう既に決定しているよ。って人は飛ばしてもらっても大丈夫です。先にどんな教室をやるか?ジャンルを決めたと思います。それに関係する教室名を決定しましょう。

これに関しては日本語名や英語名、教室のジャンルや生徒の属性にもよって変わってくるので一概何が良いか?とは言えませんが、みんなが言いやすくて、自分が好きになる名前を素直につければ良いかと思います。例えば、こんな教室名があります・・・。

趣味教室の名前例:
・ヨガ教室『spirit yoga』『ヨガビニ』『YOGA Studio ○○』『パラマナンダヨガ』『Yoga salon GRACIAGE』比較的英語や横文字が多い様に思えます。
・ハンドメイド教室『田中漆芸』『アトリエ○○』『glass mouse』『42Linkside』『デコアートスクール』分かりやすい名前が多い気がします。

02 趣味教室の開業届けを出す。

開業届を出す場所は基本的に3か所になります。「市区町村」「県税事務所」「税務署」会社設立と似てます。各県毎の届け先は若干異なる事もあるのでネットで調べてください。「開業届 ○○県」などで検索すると見つかるかと思います。開業届の書類は各窓口に行くと紙が貰えますが、HPなどでダウンロードも可能になっている所が、今はほとんどだと思います。

開業届は必要なのか?
結論、出しておいた方が良いです。税制で優遇されます。(青色申告で「課税所得」が103万円(38万+65万)が課税されません。)個人事業主になると「所得税」「消費税」「住民税」「個人事業税」の4つの税金を納める必要が出てきます。脱税にならないように早めに開業届は出しましょう。

03 HPを作成する。

最近はHPを作るのはお金がかかるという事で、TwitterやFaceBook、Blogのみを作っておしまい。という趣味教室も多々ありますができれば作りましょう。HPを作るべき理由は3つあります。

・信頼度が格段に上がります。
・FaceBookやBlogなど、他のサービスを利用しているとサービスが終了時に投稿内容が無駄になります。
・本格的なHPが比較的安価で作成できる時代になりました。

特に最後ですが、今は全くHPの制作に知識がない人でも簡単にHPが月額1,000円程度で作れる時代になりました。ぜひチャレンジしてみてください。

おススメHP作成サービス
Wix 0円~/月
Bindup 2,728円~/月
ペライチ 2,459円~/月

04 採用計画・人材採用・運用シミュレーション

最初はないかもしれませんが、生徒が増えてきた場合にレッスンを増やしたいって考えたり、自分の代わりに他の業務をしてくれる人が必要な場合に備えて、採用計画を立てましょう。

もちろん人が増えれば人件費は増えますが、レッスンを行える回数も増えますので、何年か先に自分の教室はどうなっているのか?をスタッフの人数や教室の数、レッスンの回数などを実際に予想しておくといざ人が足りないといった際に、人を雇っても良いのか?判断しやすくなります。

それを目標に頑張っても良いと思いますし、何年後はこうなって利益はこれ位出ている!というシミュレーションを行う事を事業計画と言います。

また、実務として運用シミュレーションを行い、マニュアルを作っておくことも大事です。
具体的には・・・

趣味教室のレッスン募集開始 → 応募が来る → 参加者に連絡をする → 教室が開催される → 後日のフォロー

これらの一連の流れで必要な業務内容を羅列して、教室が始まった際に、慌てない様にシミュレーションを行っておくことを言います。
支払い方法や、キャンセルの対応、前日の対応、当日の対応、人が多く来過ぎたら?少なかったら?などなど、出来るだけ思いつく事を書き出して冷静に判断できるようにしておけば安心です。

趣味教室(カルチャースクール)を開きたい時に決定すべき事 -準備編-

趣味教室の運営で準備すると便利なツール

趣味教室で運用していく際にあると便利なツールを紹介します。もちろん最初の費用を抑えるために無くても大丈夫ですが、予約管理のシステムなどは最初から使っておいた方が生徒の情報管理やリピート施策といったマーケティングにも使える様になるのでお勧めです。

01 感染症対策グッズ

現在、コロナ禍なので必須の対応になりますが、感染対策が出来ている。というのは、教室レッスン募集時に必ず言う必要があります。

消毒スプレー、忘れた人用のマスク、消毒用洗剤、タオルは用意しましょう。お店の入り口によく設置してある非接触検温カメラは、可能であれば購入したい所ですが高価なので、体温計でも大丈夫です。

02 予約管理システム

講座・レッスン予約をHP上で簡単に行えるシステムです。講座・レッスンが増えてくるとどこが何人で後満員になるのか?管理がとても大変です。折角申し込んだのに、既に満員でお断りなんて事があると、印象も悪くなり非常にもったいないです。

予約申し込みと顧客管理が同時にできるシステムなどがあると、生徒の管理をExcelなどで行う必要もなく、一斉にメールを送ったりするのも簡単にできるようになります。以下参考に紹介しておきます。

予約管理システム
Reservation 0円~
リザエン  10,000円~
ChoiceRESERVE 11,000円~

03 パソコン

趣味教室・カルチャースクールで、パソコンはもちろんあった方が良いです。ただし、この為に初めてパソコンを購入するのであれば、使いこなすのに教室に通う事になるのでお勧めしません。
タブレットの方が使い慣れているので良いと思います。

パソコンが良いのか?タブレットが良いのか?
結論パソコンが使えるのであればパソコンが良いです。パソコンの方がキー入力は断然早いのと、ちらしなどを作る際にもパソコンの方が作りやすいです。パソコンをメインに使い、サブ機としてタブレットを使うのがベストです。

目安:趣味教室で使うパソコンのスペック
ノートパソコン
CPU:Ciorei5
メモリー:8G
SSD:256G
価格目安:8万円~

04 カメラ(スマホ固定用の三脚)

趣味教室が始まると、動画を撮る必要がでてきます。動画を撮っておくことで動画教材を作ったり広告で集客に使えます。但し、手振れの動画だと使えないので、カメラやスマホを固定する三脚は購入しましょう。

カメラは持っていなければ、特に買う必要はありません。今のスマホのカメラ機能が優秀な為、カメラの写真、動画で十分綺麗な写真、動画が撮れます。

05 空気清浄機

教室内を清潔に保つために空気清浄機があると便利です。ハンドメイド系の教室は、特に目に見えないほこりが溜まりますので、床掃除だけではきれいにならない埃などをきれいにしてくれる空気清浄機はあると便利です。

趣味教室(カルチャースクール)運営に必要な考え方

趣味教室運営に失敗しない為の必要な4つの考え方

趣味教室・カルチャースクールの運営を行っていくうえで、失敗しない為にはどういう事を考えていけば良いのでしょうか?以下の4つのポイントを押さえておきましょう。ポイントは『差別化』『生徒の目標』『ファンを増やす』『経営者目線』です。

01 他の教室との差別化を考える。

自分の教室はどんな教室なの?特徴を説明できますか?他の教室にはない強みを考えましょう。
なかなか難しいですが、以下を参考に色々考えると良いと思います。

教室の特徴例
レッスン内容、回数、時間、価格、講師の特徴、教室の雰囲気、生徒の特長など

02 教室に通う生徒の目標管理

教室に来てくれる生徒は、講座・レッスンを何の為に受けたのでしょうか?その先に何を目指しているのでしょうか?歯医者に行くと患者さんに色んなことをカルテで聞かれます。

今回歯は全部治したいのか?保険料内の費用で治したいのか?そんな感じで、教室に来てくれた生徒には最初にアンケートを書いてもらう事で生徒が何を教室に求めているのか?把握しておくと良いです。

生徒が講座・レッスンを受けていく過程で、どれ位成長したのか?教室運営が把握し、確認してあげることが生徒が講座・レッスンを続けてくれるコツになります。

03 教室の教材ではなく先生のファンにする

教室を差別化するという意味で一番強いのが、先生の人柄です。教室の教材での差別化を図るのは意外と難しいものです。自分が趣味教室に通った際にどんな教室だったら通い続けたい。って思えのるか?考えてみましょう。

やっぱり教室自体が楽しく、先生が魅力的な教室に通いたいですよね?教材ではなく先生のファンにしましょう。

04 経営者目線を忘れない

差別化を図る際に、受講料をとにかく安く!支払いは言われたとおりに値引き・・。生徒は喜びますが、これでは赤字になっても仕方がありません。

月の収入が費用を上回れば赤字ではないものの、もちろん自分のお給料がないと、ただのボランティアになってしまいます。経営者目線というと難しい感じですが、金銭に関しては慣れあいではなく時に厳しさも忘れない様にする事も大切です。

趣味教室(カルチャースクール)運営にあった方が良いスキル

趣味教室を運営していく上で、どんなスキルが必要なのでしょうか?もちろんなくても大丈夫なスキルもありますが、こんなスキルが教室運営に有効だという事を念頭に意識していくと良いと思います。

主に『指導力』『管理力』『コミュニケーション能力』『ITスキル』の4つになります。

01 指導力

当然と言えば当然なのですが、趣味教室は人に何かを教える仕事です。せっかく生徒が集まっても教え方が下手であれば、生徒は長く在籍してもらえないと思います。意外と分かっていない人が多いかもしれませんが、指導力というのは専門の知識があれば教えられるというものではありません。

専門分野であればあるほど、寧ろ難しく教えてしまったりする先生は数多くいます。知識の全くない生徒に「分かりやすく」「丁寧」「飽きさせない」教え方をする様に心掛ける。それが『指導力』です。もちろん講師のノウハウを学ぶというのも一つの手だと思います。

講師・先生のスキルを学ぶ教室
Schoop お教室を開業したい人のための創業スクール

02 管理力

人を管理するスキルになります。生徒が少ない場合は、そこまで難しくはないと思いますが、生徒が10人を超えると生徒それぞれの能力や、工程、出席率などが分からなくなります。

会社のマネージャーが人を管理できる人数は8人が限界と言われています。それ以上の場合は、マネージャーを増やしたり、頭の中で覚えるのではなくExcelなどでも構いませんのでしっかりと管理しましょう。

どういった感じで生徒を管理すれば良いのか?知識がないと分からないと思いますが、マネージメントの本などを読むと良いでしょう。

初心者におススメのマネージメントスキルを上げる本
心理的安全性のつくりかた 石井 遼介(著)
リモートマネジメントの教科書 武藤 久美子(著)
子どもと関わる人のためのアンガーマネジメント 川上 陽子 (著) 他

03 コミュニケーション能力

先にも書きましたが、趣味教室の運営でうまく行くコツとしては、『生徒を講師のファンにさせる。』というのがあります。教室運営は基本的に人と関わる仕事の為、生徒と言ってもお子さんを教える場合は、生徒の親ともコミュニケーションをうまくとって行く必要があります。

また、規模が大きくなると自分の講師や社員をマネージメントして行く必要もあります。その際にコミュニケーション能力は非常に重要です。

04 ITスキル

新しく教室や起業をする際にもITのスキルがあるとスタートアップの速さが断然違ってきます。一概にITスキルといっても様々ですが、以下にまとめたITスキルはあると良いと思います。

ITスキルのある人を雇うのも良いですが、スタート時はそこまでお金がかけられないので身内に居ないか?探してみても良いかもしれません。

あると良いITスキル
・Word(Googleドキュメント)・・・教室プログラムや手紙等を作成する際に使います。Wordは有料なのでGoogleドキュメントでも可能です

・Excel(Googleスプレッドシート)・・・生徒の管理、売り上げ、費用管理等に使います。Excelは有料なのでGoogleスプレッドシートでも可能です。

・イラストレーター・・・チラシを作成したり、Wordよりもきれいな紙の制作が可能です。

・HPの更新スキル・・・FaceBookやBlogサービスを更新します。

個人で趣味教室(カルチャースクール)を開業するメリット

教室運営は、個人での運営とどこかのグループに入って運営する方法の2通りあります。ラーメン屋で考えると独自の店舗で行くのか?チェーン店にフランチャイズとして開くのか?の違いになります。

個人で教室運営する場合のメリットを考えましょう。『ローコスト』『スキルを活かせる』『副業向き』『自分のペース』『いつでも辞められる』になります。

01 とにかくローコストで教室運営ができる

これは一番のメリットになります。自分の趣味教室なので、どこまでお金をかけるべきか?を自分が決められます。どこかの団体にはいると、固定費でお金がかかったり、ある一定のクオリティ基準を満たす為に別途出費がかかる事もあります。

自宅や街の安価なスペースを使い、自分で集客できればかかる費用は限りなくゼロで行ける可能性もあります。

02 スキル・趣味・特技を生かせる

自分で好きなレッスンを考え、商材も自分で決めることが出来るので自分の得意なことに特化して教えることができます。ニーズの高い講座・レッスンをいち早く開業する事で、自分の好きなことで収入を得ることも可能です。

とは言っても、団体に属しているとスキル・趣味・特技が生かせない訳ではありません。団体が推奨するレッスンなどを使った方が良い結果を生むことも事実です。(デメリットで詳しく解説)

03 副業に適している

個人で趣味教室を行う場合は、基本的に個人事業主として行う事になると思いますが、個人で趣味教室が副業に適している理由が、休みや営業時間を比較的、自由に設定する事が可能です。

空きスペースの利用を空いてる時間に行うなどといった臨機応変に変更が可能です。

04 自分のペースでやれる

自分のペースで出来るのもメリットになります。よく言えばのんびりと自分のペースで、悪く言えば無計画になりがちではありますが、プレッシャーが少なくて済むのはメリットだと思います。

とは言えだらだらと準備や計画が進まないのは良いとは言えません。開業までのスケジュールや年間のスケジュールなどはしっかりと作成しましょう。

05 いつでも辞めることができる

あまり考えたくはありませんが、色んな理由で趣味教室を辞めないと行けなくなる事があるかもしれません。

生徒が集まらないので赤字というのは分かりやすいのですが、引っ越しをしないと行けなくなった。体調が悪くて続けられなくなった。といった理由もありますが、個人運営の教室であれば比較的辞めるのも難しくはないです。

個人で趣味教室(カルチャースクール)を開業するデメリット

逆に個人運営で趣味教室を開業運営するデメリットは何があるでしょうか?大きく分けて以下『競合問題』『集客問題』『ノウハウ問題』の3つが挙げられます。

01 とにかく競合が多い

人気の教室やその地域に既にある教室は、とにかく競合、ライバルが多いです。ライバルが多いという事は当然、差別化を明確化する必要があります。

他の教室は既に生徒がいるので、そこに勝つにはどうすれば良いか?全て自分で調査分析が必要になります。

02 集客(生徒集め)が難しい

これも大手の団体であれば、ある程度集客の面倒を見てくれる所も存在します。

大手であれば、自分でコンセプトや他社との違いなどを自分で考える必要もなく、集客に必要なチラシや教材なども安く手に入る可能性もあります。

03 レッスンのノウハウがない

個人運営で大変なのは、どんな教材やレッスンが生徒の満足度が高いのか?適正価格はどれ位なのか?とにかく競合やライバルを調べたり、自ら開発する必要があります。

そしてそれが正しいのか?やってみないと分かりません。大手の団体は既にレッスン内容に関するノウハウも持っているので、単純にそれを行うだけで比較的満足度の高いレッスンが可能というメリットがあります。

趣味教室(カルチャースクール)を運営するのに資格は必要か?

教室運営の内容によって資格が必要な場合もあります。ざっくりですが、以下にまとめています。

趣味教室を運営するのに資格が必要な教室

基本的に趣味教室でないとできない様な必須の資格というものは、ほぼないです。
但し、料理教室で作ったものを販売する場合は「食品衛生責任者証」などの届出が必要になります。

趣味教室を運営するのに資格が不要な教室

意外かもしれませんが、趣味教室を行うにあたり必要な資格というものはほとんどないと言って大丈夫です。

塾講師、幼児教室、お菓子教室、ハンドメイド教室、運動系の教室。これら代表的な趣味教室を見ても、運営するのに必要な資格というものはありません。

教室で教える資格があると有利か?

これは有利になります。というのは、生徒を集める際にどんな先生が教えてくれるのか?必ずHPなどを見ています。

その際に先生の作品や資格は必ず見られますし、他の教室との差別化になります。必須ではありませんが、積極的にとっておく事をお勧めします。

個人で趣味教室(カルチャースクール)を運営するのにお勧めな本、サイト

もっと、教室運営の知識(ノウハウ)を得る為に本やサイト、Youtube動画などを見て学びましょう。勉強した上で色々考えるのと、勉強しないまま色々考えるのでは全く効率やうまく行く確立が違ってきます。

学び」を「仕組み」に変える新・家元制度 AmazonBook

協会ビジネスの仕組みが分かりやすく理解できます。著者の実践に基づいた経験と理論からの内容なので説得力もあります。必読の本になります。

趣味から卒業!しっかり稼げる自宅教室の開業・集客バイブル AmazonBook

教室運営のノウハウが詰まった本です。例えば「生徒さんが集まらない」といった困りごとを詳しく解説しています。

好き・得意を教える先生になろう! 「お教室」のつくり方 AmazonBook

「教室をはじめるにあたって、超基本的なこと」から、多くの方が悩む「レッスン料の決め方」など教室をしたいと思う方に役立つ内容が書いてあります。

ママでもできる! 生徒さんが途切れない おうち教室をはじめる本 AmazonBook

教室をうまく運営して行くために必要な事が、とてもわかりやすく書かれています。

好きを仕事にして、長く愛される! おうちサロンのはじめ方 AmazonBook

ソフト面からハード面まで詳しく網羅している開業についてのノウハウ本です。イラストや図解満載なので、厚い本ですが、理解しながら読み進められます。

基礎からわかる確定申告のやり方【入門編】


始めて行う確定申告、超入門的な解説動画です。丁寧でとても分かりやすいのでお勧めです。

Word初心者【基礎講座】


まずはWordの使い方から学びましょう。パソコン初心者が最初に使うソフトといっても過言ではありません。

おばあちゃんでもできた事業計画作成


事業計画って何?難しく考えなくても大丈夫です。動画を見れば何となくつかめます。

生徒さんの継続率をアップさせるには


生徒さんに長く通ってもらう為のノウハウです。教室ビジネス運用のコツが分かります。

趣味教室(カルチャースクール)の業務内容とは?

趣味教室の業務内容を具体的に紹介

実際の趣味教室の業務内容はどういう事があるのでしょうか?なかなかイメージしづらいと思います。前日~当日~後日を区切ってどんな仕事があるのか?説明します。

前日までの業務

受講する生徒の確認
講座を受講する生徒の出席確認です。メールなどで明日の講座内容と出欠の最終確認を行います。

欠席者が出た場合の対応
欠席者が出た場合に、キャンセル待ちの生徒がいた場合に、声がけをして受講のお誘いをします。

最終的な受講人数の決定
最終的な受講人数が決定したら、必要な材料等をそろえます。

HP等での告知
HPやFaceBookなどで明日の告知をする事で、後日教室活動の様子を発信します。

当日の業務

教室の掃除
コロナ禍の教室は特に清潔に保ちたいものです。念入りに消毒し各机に消毒用のスプレーなどを設置しておきます。

キャンセルチェック
直前のキャンセルがないか?メールや電話に出られるようにしておきます。

講座の準備
講座の準備を行います。教材やスライドシート等を使いながらレッスンを行う場合は、テストも行います。

生徒の受け入れ
開始の30分位前に生徒を教室に入れます。ひとりひとり挨拶をしっかりして笑顔で迎えます。
初めて教室に来られた生徒は、特に緊張されていると思いますので、早めに声がけをします。

講座開始
最初に講師の自己紹介とそれぞれの生徒の自己紹介を行います。
講座の時間を、時間いっぱい使ってしまうと片付けなどできなくなるので、10分くらい前には終わる様にします。

教室終了
片付け、次回の講座内容を告知し、予約をその場で可能な場合は受け付けます。
初回の方には特に声がけをして感想を聞くなどしてフォローアップします。

後片付け
1日に複数回講座がある場合は、1回の講座ごとに机、床の掃除を行います。

後日の業務

HP等での報告
HPやFaceBookなどで、先日行った教室の内容を写真などを使って報告します。
報告する際に、顔を出して良い生徒とNGな生徒を予め把握しておきます。

メール等での告知
参加された生徒へお礼のメールと、HP等にレポート掲載完了のメール(通知)を行います。

趣味教室の先生になる手順や注意事項、仕事内容のまとめ

趣味教室なんて私にはとても無理・・・何だか難しそう。そう思っていた方も何となく、やるべき事とイメージが掴めたのではないでしょうか?
まとめるポイントは以下の2つになります。

どんな教室か決める。

何を教えるのか?どんな生徒に教えるのか?その生徒はどう成長するのか?これらを明確化する事で、他との差別化を図る。

1ヵ月単位で、売り上げと費用を考える。

本当に続けられるのか?具体的にかかる費用と売り上げを明確化する。

今後、趣味教室を作りたいと考えている方が参考になれば幸いです。

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