趣味教室やカルチャースクールの先生必見!教室運営の悩みとその解決策10選

趣味教室やカルチャースクールの先生必見!運営における悩みとその解決策10選

はじめに・・・趣味教室(カルチャースクール)とは?
趣味教室(カルチャースクール)とは、主に社会人のために教育の機会を提供する民間の教養講座を指します。
カルチャーセンターまたは文化教室とも呼ばれますが、1980年代以降はこれが総称として定着しています。

大学が行うものについては、オープンカレッジと呼ぶこともあります。
ここでは、そういった趣味教室(カルチャースクール)の先生が運営において直面しがちな悩みとその解決策を10点ご紹介していきたいと思います。
これらを知ることで、よりよい教室を作っていくヒントになれば幸いです。

1. 集客ができない

思うように集客ができていないと感じる場合は、次のことを再確認してみてください。

・何を教えるための教室で、他の趣味教室とどんな違いがあるのか?
・どんな人がターゲットなのか?
・生徒に何を目指してもらうのか?
・その教室で学ぶことでどんな資格を取得できるのか?
・講師の詳細情報が揃っているか?
・教室のスケジュールや料金体系は明確になっているか?
・予約方法はシンプルで誰にとっても簡単か?

特に、競合の多い教室を開く場合は、事前にリサーチを行い、既存の教室にはない特色を打ち出す必要があります。
趣味教室に必要なのが講師の持つ資格であるのはもちろんですが、それに加えて不可欠なのは、「講師の経験値」ではなく「オンリーワンの特徴」なのです。
これらを明確にしたら、次の方法で教室を宣伝しましょう。

・紙のチラシを作成する
・SNSで宣伝する
・Googleの地図に登録する
・ホームページを作成する
・ポータルサイトに登録する

完全無料のポータルサイトに登録するなら、「趣味なび」の利用がおすすめです。
自分の趣味教室、オンラインレッスン、ワークショップなどを登録することで、教室や先生を探したい人に検索して見つけてもらえます。

趣味教室がおよそ15,700件、オンラインレッスンやワークショップがおよそ3,800件登録されています。
詳しくは、「趣味教室の先生必見!人気の趣味教室(カルチャースクール)の作り方」の記事をご参照ください。

2. 儲からない

教室の宣伝活動は頑張っているし、教室はいつも満席なのに、よくよく計算してみたらまったく儲かっていなかった、という場合は、価格設定が間違っている可能性があります。

たとえば、「1回2時間のレッスンでこんなに稼げた!」と思っても、教室の集客活動や準備などに8時間を費やしていたら、10時間働いて2時間分の収入しか得ていないことになってしまいます。
まず、現在の価格設定を見直してみましょう。

「まだ新米だからベテラン講師並みのお金は取れない」「そこまでの知識やスキルを生徒に提供できているとは思えない」などを理由に、自分がほしいと思う金額より低く設定していませんか?
思い当たる方は、次のように考えてみましょう。

「基本給=資格で得た知識やスキル」
「歩合=付加価値(特徴・強みなど)」

この歩合にあたる付加価値の部分に自信が持てるのであれば、自分がほしいと思う月収額を稼働日数で割り、生徒数や経費を考慮に入れて料金を設定するというように、逆算式で考えるのが正しい料金設定方法となります。

3. リピーターがいない

教室には新規の生徒ばかりでリピーターがいない、つまり、せっかく来てもらっても1回きりのご縁で終わってしまうパターンがほとんどという場合の原因として・・

・受講内容が物足りない(料金に見合わない)
・料金設定が高すぎる
・教室の雰囲気が合わない

など、いろいろな原因が考えられます。

無料もしくは格安料金で体験レッスンに参加してくれたはいいけれど、結局その1回を楽しんだだけで次回の予約を入れてもらえない……こんなことばかり続いたら経営が成り立ちませんよね。

このような問題でお悩みの場合は、そもそも「また来たい」と思わせる仕組みづくりができていないのが原因なのかもしれません。
次回の予約につなげるためのモチベーションとなる導線がしっかりできていれば、一定数のリピーターは確保できるはずです。

4. レッスンの幅を広げたい

レッスン内容をもっと充実させたいとお考えの場合は、「わたしの趣味資格」の利用をおすすめします。
このサイトでは、ディプロマを取得できる資格や検定を、キーワードやジャンル、エリア、特徴で検索できます。
資格取得後の支援体制も整っているので、安心してディプロマ取得・講師資格取得を目指せます。

5. 生徒が辞めたいと言ったときはどうすればいい?

◇生徒が教室を辞める主な理由とは?
生徒が一人辞めてしまうだけでも、教室にとっては大きな損失につながりますよね。
生徒が辞めていく主な原因として、

・モチベーションの持続&向上ができない
・講師との相性がよくない
・教室の雰囲気が合わない
・支払っている料金に見合うスキルアップができていない

などが挙げられますが、これらのほとんどは、講師と生徒のコミュニケーションがしっかりとれていればある程度は防げる問題です。

生徒離れを防ぐコミュニケーション作りのポイント
生徒に辞める理由を聞いたとしても、小さい子供ではないので、通常は、大人の対応として、本当の理由を話してくれることはまずないと思います。
建前の理由を聞いたところでなんの解決にもなりませんよね。

こんな辞め方をされないためにも、普段から講師と生徒の間でしっかりコミュニケーションがとれていて、生徒が率直な気持ちを言える環境が整っている必要があるのです。
講師を含め複数のスタッフがいる教室の場合は、スタッフ同士の連携や情報共有ができていることも重要です。

スタッフやほかの生徒との関係が良好であれば、教室に通うのが楽しくなります。
また、コミュニケーションがしっかりとれていれば、生徒が何らかの問題を抱えて伸び悩んでいることにもすぐ気づき、適切な声かけができるようになります。

教室を辞めたがっている生徒に現われがちな兆候とは?
生徒がやる気をなくして教室を辞めたがっているときは、次のような兆候が現われることが多くあります。

・遅刻や欠席、キャンセルが増える
・レッスンに向けての準備をしてこない
・忘れ物が増える
・あまりいい成果が出ず伸び悩んでいる
・教室からの通知文書やメールを確認しない
・授業料の支払いが遅れたり滞ったりしている

このような生徒はいないか?注意深く様子を見ていくようにしましょう。

講師やスタッフの対応も生徒の印象を左右する
導線づくりやコミュニケーションだけでなく、講師やスタッフの対応も生徒が教室に抱く印象に大きな影響を与える重要なポイントになります。
普段から生徒に対してこんな態度をとっていないか、振り返ってみましょう。

・挨拶をしない
・あらゆる面で具体的な説明をしていない
・連絡や返事が遅い
・態度が上から目線で偉そう、愛想が悪い
・レッスンと関係のない会話は一切しない
・必要以上にビジネスライク
・自分のほうに非があっても認めない、謝らない

思い当たる点がある場合は、「教室運営も直接人を相手にするサービス業である」という意識を持ち、いま一度、趣味教室のあり方を考え直してみることをおすすめします。

もし「辞めたい」と申し出られたら?
生徒から教室を辞めたいと言われた場合は、まず面談で詳細な理由を聞きながら、再検討を促しつつ引き止める方向で話を進めてみましょう。
といっても、「遠方への引っ越しで通えなくなった」「金銭的に厳しくなって授業料を支払っていくのが困難になった」などが理由の場合は引き止めようがありませんよね。
そういう理由でないとしても、無理な引き止めをしたり脅しめいたことを言ったりすると、信頼関係がさらに崩れて再検討の可能性がゼロになってしまうこともありえます。

あくまでも、生徒の状況に応じて方向を定めていきましょう。そして、最終的な判断は生徒に任せるという姿勢も大切です。
無理矢理引き止めても、生徒が納得していなければどのみちまた辞めたいと言われて同じことを繰り返すことになり、それこそ時間と労力の浪費になるだけです。
辞めていく生徒を減らすためにも、LINEのグループやコミュニティなどを使って、日頃から講師を含めたスタッフと生徒の間のコミュニケーションをうまくとっていくことをおすすめします。

6. オンラインレッスンのやり方が分からない

コロナ禍に入ってからは特に、オンラインレッスンの需要が高くなっています。
オンラインレッスンにも対応してもっと集客したいけれど、具体的な方法わからないという方は、「Schoop」でオンラインレッスンのノウハウを学びましょう。

開業資金の作り方や、開業に必要なもの、補助金や助成金の活用方法などを学べるだけでなく、開業後の集客サポートも行っているため、一からスタートする方でも安心です。

7. 人に教えるコツが分からない

「趣味教室を開いたはいいけれど、そもそも人に教えるのがそんなに得意なわけではないし、自信もない」
「もっと教え方が上手だったらもっと生徒を増やせるかもしれないのに……」

そうお考えの方には、教え方や伝え方のノウハウ本を読んでみることをおすすめします。
参考までに、以下の書籍をご紹介します。

野村の教え方 すべての指導者に贈る最後のメッセージ(野村克也・著)
BIGBOSS新庄剛志を育てた名監督が、先生、コーチ、社長、課長など、現場で悩むすべての指導者たちに向けて送った教え方指南ともいうべきメッセージです。

指導力 才能を伸ばす「伝え方」「接し方」(仁志敏久・著)
侍ジャパンU-12やプロ野球のファームで監督を務めた著者が、想いや意図を正確に目の前の相手に伝える方法を伝授する、指導者のための教科書です。

8. 講座内容がよかったのかどうか分からない

より質の高い教室にしていくためには、生徒の講座内容に対する満足度を常に把握している必要があります。
ぜひ、生徒たちに定期的にアンケートをとることをおすすめします。

従来の用紙を使ったアンケートでも、ウェブでのアンケートでも、後で自分が管理しやすいほうでいいと思います。
ウェブでアンケートをとる場合は、無料で使える「Googleフォーム」がおすすめです。
Googleフォームの利用には、次のようなメリットがあります。

・選択式やプルダウン方式など、いろいろな回答形式が選べる
・画像やYouTube動画の追加が可能
・パソコンにもスマートフォンにも対応
・自動集計・回答状況のリアルタイム閲覧が可能

9. ディプロマの作り方が分からない

ディプロマとは、いわゆる卒業証書みたいなものです。教室に置いてディプロマとは成長を感じられるツールになります。
生徒のモチベーションアップにつながる様に効果的に使いましょう。
せっかく教室を持つなら、生徒にディプロマを取得してもらってどんどん講師となる人材を輩出していきたいですよね。ディプロマを作るためには、

1)ディプロマを発行する講座を決める
2)ディプロマに必要な内容を決める
3)ディプロマ(修了証書)のデザインを考える
4)印刷する

という手順を踏みます。
詳しくは、「趣味教室の講師・協会の方必見! ディプロマの作り方を詳しく解説。許可は必要? 誰でも作れるの?」の記事をご参照ください。

10. 民間資格の作り方が分からない

既存の民間資格には自分が求めている要素がない、という場合は、民間資格を自分で作ってみてはいかがでしょうか?
民間資格を作る際には、以下のことを考えて決めておく必要があります。

・資格を作る目的
・他の資格との差別化
・資格の対象となるターゲット
・資格の名称

という手順を踏みます。

民間資格を作る方法は、大きく分けて次の2つがあります。

その1:業界団体の公認をもらって新設する
その2:自分で商標取得を目指し、資格の内容を検討する

その2を選ぶ場合には、商標登録という手順も加わります。
詳しくは、「民間資格の作り方を分かりやすく解説! 費用や手順は? 誰でも作れるの?」の記事をご参照ください。

まとめ

以上のことをまとめると、こうなります。

1. 集客には「講師の経験値」よりも「オンリーワンの特徴」がものを言う
2. 「基本給=資格で得た知識やスキル」「歩合=付加価値(特徴・強みなど)」と考えて価格設定を見直す
3. 「また来たい」と思わせる仕組みづくりがリピーターを増やすカギ
4. ディプロマを取得して講師資格を取ればさらにレッスンの幅を広げられる
5. 辞める生徒が多いのはコミュニケーション不足が最大の原因
6. オンラインレッスン開講のノウハウは「Schoop」で学べる
7. 生徒に教えるコツは著名な指導者の書籍から学ぶのがおすすめ
8. 講座内容に対する生徒の満足度は定期的なアンケートで把握し、改善の参考にする
9. ディプロマを作って取得者を増やすことは教室の繁栄にもつながる
10. 既存の民間資格に満足できていないのなら自分で作ってしまうのもアリ

これらをヒントに、教室運営がより快適かつスムーズになれば幸いです。

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